皆さん、こんにちは。
肌寒い空気と、あたたかい陽光が入り混ざる早春。
体調を崩しやすい時期ですね。
さて、今日は3月11日。
あの日から6年が過ぎました。
私は西日本に住んでいたので、ゆるく揺れた程度でしたが、
会員さまの中には実際に被災された方、
大事な方が住んでおられた方もいらっしゃるかもしれません。
どのような言葉を書いても、自己満足に終わりそうなのでやめておきます。
岡山で出会った友人の中に、東北から避難してきた人がいます。
故郷、家族、地元の仲間への思いを振り切って
子どものために、知っている人が誰もいない岡山へ逃げて来た人です。
今も複雑な思いを抱えながら、言葉も文化も違う地で一生懸命生きています。
岡山にはそうやって震災後、移住してきた方が1000人以上おられます。
この季節になると、報道や励ましがつらくて、
ただ耐えるしかないのよと話しておられました。
まだ何も終わっていないし、節目などないのに、
忘れ去られていくのは何よりもつらいことです。
昨年、異国で戦死した私の祖父は、
70年ぶりに骨となって故郷に帰りました。
2011年、ちょうど震災の一ヶ月前に大往生で亡くなった祖母は、
祖父のことを1日たりとも忘れたことはありませんでした。
東日本大震災から“まだ”6年です。
震災を忘れないという言葉があちこちで目に飛び込んできますが、
当事者は忘れたくとも忘れようがありません。
熊本の震災も報道がめっきり少なくなりましたが、終わったわけではありません。
人事ではなく、自分の事として、
見る、聴く、考えることを止めないようにしたいと思います。
私たちが住んでいる岡山もいつ災害に見舞われるやもしれません。
どんな状況に置かれるか、想像もつかないです。
そんな時、ヨガの呼吸を思い出してくださいね。
吐く呼吸は気持ちを
リラックスさせてくれる
お守りです。^ ^
<追伸>
「春は苦みを(食卓に)盛れ」。
昔、食養料理を習っていた時に先生から教えていただいた言葉です。
デトックスにほんのり苦みはいかがですか。
ある日の、家族弁当♪
菜の花のからし合えが美味しい季節になってきましたね。
(ちなみに「夏は酸味」「秋は糖質」「冬は油」です♪)
text by Nao@目指すはバカサバイバー!(ウルフルズの曲参照)