COCOです。
体調を崩さないのが自慢なのですが、久しぶりに体調を崩しました。
お腹が痛くて、5年ぶりに内科を受診して、腸の動きが悪い、と漢方を処方されました。
これが便秘か~。
正月からの暴飲暴食、お水が足りなかった、歩くのが足りなかった・・・
体力自慢の慢心からの体調不良。真摯に受け止め精進します・・・
さて、今回は、少し真面目な話をします。
久しぶりに勉強しようかと思って、難しい本を借りてきました。
興味な~いって言わずにちょっとだけ聞いて。生き方のヒント。育て方のヒント。
個人が自由を謳歌しながら、社会と健全につながるためにはどうしたらいいか。
デュルケームの「社会分業論」。130年前に書かれた本です。
当時のフランスでは、産業革命が起こって、今まで家や地域や信仰にしばられて生きていた人々が、しがらみを離れて都会で仕事を得て自由になりました。
すると今度は、今まで守ってくれていた社会とのつながりが薄れ、孤独を感じる人々が増加します。
原著は難解すぎて100ページも読まずに挫折。解説書を読んでいます。
まだ最後まで読んでいないのですが、たぶん、大切になってくるのが「道徳」。
生きている限り、社会とはつながっています。
誰かが作り、誰かが運び、誰かが調理したものを食べ、
誰かが布を作って、誰かがデザインし、誰かが縫製し、誰かが売っている服を着て、
誰かが建てた家に住み、誰かが家具を作り、誰かが家電を売り、誰かが電気を、誰かが水道を。
子供を産み育てるのも大事な役割。人を楽しませるのも大事な役割。
世の中は誰かの仕事でなりたっています。
自由といっても、何をしてもいいわけではないし、何を言ってもいいわけではない。
その基準となるのが「道徳」「モラル」。
その行いは、その言動は、社会の一員として、いい役割を果たせているか考える。
そんな事をデュルケームは130年前に考えていたのではないのかなあ。
誰かの役に立つと、お金をもらえる。あなたは自分の何のスキルで社会に貢献できそう?
って子供に話してたら、パパが「ほう」って感心してた(笑)