少しずつ、春のきざしが感じられてきましたね。COCOです。
「授業中にホーホケキョって聞こえて、みんなで一斉に窓の外を見たんよ!」
って娘が教えてくれました。
今日は、ストレスに関する本を読んだので、ご紹介しようと思います。
え? つまんなそう?
この本は、ストレスが体に与える影響を科学的に検証した、おカタイ本なのですが、
1.ストレスって何なん?
2.体に何が起こるん?
3.で、どうすれば、ええん?
を、COCOがわかりやすく、簡潔に、解説します!
1.ストレスって何?
いやだな~と思うことが、ストレスだと思っていませんか?
この本によると、「ストレスとは、変化である」だそうです。
イヤだと思っていようが、なかろうが、「変化」が体に影響を及ぼします。
この1年で起こったライフイベントを選んで、数字を足してみてください。
私は、300越えでした・・・。
たとえイヤだと思っていない変化でも、積み重なって、体調に影響するそうです。
まずは、自覚がなくても、ストレスは常にある、という事を知っておきましょう。
2.ストレスがかかると体に何が起こるか?
ストレスには、大きく分けて、2種類あります。
「頑張るストレス」と「我慢するストレス」です。
それぞれ、違うストレスホルモンが分泌されて、体に影響を与えます。
わざとストレスをかけて、体の変化を測定した実験では、
脳や心臓、免疫細胞などにダメージを与える事が確認されました。
どんな実験か、興味ありますか?
被験者を取り囲んでにらみ、「1873から17ずつ引く」などの課題を与え、
「遅い!」「間違った!」などと責め立てるのだそうです。コワイですよね~。
で、脳の状態や、血流、ホルモンの状態などを計測します。
「頑張るストレス」は体に、「我慢するストレス」は心に、大きな影響を与えるそうです。
特に、あまり負担を感じていない、でも慢性的なストレス、
例えば、携帯やパソコンなどの情報にいつもさらされていると、
脳はいつも変化に対応している状態となります。
3.脳や体が疲弊し、ストレスホルモンが出続けている状態をどう改善するか。
宇宙飛行士の訓練にストレス・コーピングという認知行動療法があります。
「ストレスがかかった時に、どんな気晴らしをすれば、気分がよくなるのか」を100個リストアップします。
え?100個も?多くない?と思われるでしょうが、簡単なものでかまわないそうです。
40代男性サラリーマンの例をごらんください。
手段を用意し、現在どのくらいのレベルのストレスにさらされているか、10段階で評価し、
100個のリストの中から対策を選択し、時には組み合わせて、効果を採点します。
アメリカ心理学会は、5つのストレス対策を提唱しています。
①ストレスの原因を避ける。原因を遠ざける。
②笑い。笑顔で状況を改善する。
③友人や家族のサポート。コミュニケーション力がストレスに強い人間を育てる。
④定期的な運動!
→気分がスッキリしてストレス解消だけではない!
延髄の突起を減らし、ストレス反応の暴走を抑えます!
⑤瞑想!
→過去に起こってしまった事象や、まだ起こっていない未来への不安の間を
行ったり来たりするマインド・ワンダリングから離れ、「今この瞬間」に目を向ける。
あまり簡潔じゃなかったかな・・・。
つまり、言いたいことをまとめます。
「一緒にヨガを続けましょうね(笑)!」
COCOでした。